みなさんこんにちはユーメディア横浜新山下です!
本日は「W230とエストレアの違い」について、
「エンジンスペック」と「足つき性」に絞って比較してみました!
クラシックな見た目に惹かれてバイクを選ぶとき、多くの人が一度は気になるのが「W230」と「エストレヤ」。
どちらもカワサキが誇るレトロスタイルの単気筒モデルですが、見た目が似ていても乗り味や設計には明確な違いがあります。
エンジンスペックの差は?
数値比較 | W230 | エストレヤ(Estrella) |
---|---|---|
排気量 | 232cc | 249cc |
最高出力 | 13kW(18PS)/ 7,000rpm | 13kW(18PS)/ 7,500rpm |
最大トルク | 18Nm(1.8kgf・m)/ 5,800rpm | 18Nm(1.8kgf・m)/ 5,500rpm |
比較ポイント
- 排気量差:わずかにエストレヤの方が排気量は上(+17cc)ですが、性能には大きな差はなし。
- 最高出力/最大トルクともに数値は同じですが、発生回転数が若干異なります。
- W230はやや低回転寄りにトルクピークが来る(5,800rpm)
- エストレヤはより低回転(5,500rpm)で最大トルクを発生し、街乗りでの扱いやすさが光る設計。
性格の違い
- W230は2020年代に再設計されたモデル、低回転でのスムーズさやトルクフルな加速感が得られるセッティング。
- エストレヤは1990年代から長く続いた空冷クラシックシングルの名車。鼓動感やクラシックなスタイルが持ち味。
KLX230エンジンと共通事項は多く、同じエンジンと思われている方もいらっしゃいますが、実は、、、
ヘッド、ヘッドカバー、シリンダー、カム、クランクケース、クランク軸などW230専用に新規設計されています。
高いギヤの状態でも、4,000回転以下の低いエンジン回転域から加速すると、気持ちの良い鼓動感を味わえる作り。
さらに、高回転域では、スポーツモデルであるKLXの伸びやかさ、信頼性も維持しています。

足付きの差は?
数値比較 | W230 | エストレヤ(Estrella) |
---|---|---|
シート高 | 745㎝ | 735㎝ |
車両重量 | 143㎏ | 161㎏ |
全長×全幅×全高(㎜) | 2,125×800×1,090 | 2,075×755×1,055 |
比較ポイント
- 軽さで安心感があるのは W230
- 座った感じの自然さや細身さで優れるのは エストレヤ
体格が小柄な方や、取り回しに不安がある方にはW230の方がトータルで足つき良好に感じやすい傾向です。
逆に、しっかりした車格とクラシックな乗り味を求めるならエストレヤも◎です。

いかがでしたか?
W230は2020年代の最新モデルとして登場し、現代的な制御や軽快さを意識した構成。
対するエストレヤは、1990年代から続いた空冷単気筒の“味”を重視した設計で、走る鼓動感や金属のぬくもりが魅力。
見た目以上に個性が異なるW230とエストレヤ。
「軽さと新しさ」で選ぶならW230、
「風合いとクラシック感」で選ぶならエストレヤがオススメです。
自分のライフスタイルや走るシーンに合わせて、どちらを選んでもバイクのある暮らしはきっと豊かになるはずです。
カワサキ正規店のユーメディアまでお気軽にご来店ください!