2月14日に発売されたNEW Z900RSシリーズですが、相変わらずの人気ぶりにより、即納できる車両はほぼ存在しないと言っても過言ではありません。また今欲しい方にとって選択肢となるのが中古車ですが、昨今のブームなどで価格も高騰しており、新車とほぼ変わらない価格のものが多いのも現実です。中古車の方が納車整備費用なども高額になりがちで、本体価格は一緒でも乗り出し価格だと結局中古の方が高くついてしまうケースもあります。
そんな中、2025年モデルのZ900RS CAFEが意外と狙い目!シートの高さやハンドルの低さから敬遠されがちですが、跨ってしまえばポジションも実はそこまできつくなく、シート高はアンコ抜き等の加工で通常のRSと同等にすることも可能です!
今回はそんなZ900RS CAFEについて深堀りしていきます。
Z900RS CAFE 2025年モデルと2026年モデルの違い
今年新しくなったZ900RSシリーズですが、電子制御の進化によりクイックシフターやクルーズコントロールの採用、エンジンの出力アップなど様々な個所が変更されました。RSの方はその他にハンドルの変更やシートのクッション性アップ(車高もアップしましたが)といった変更がされていますが、CAFEに関しましては従来と変わりありません。
変更点について詳しく掘り下げていきます。
スペックとデザイン
簡単なスペックの比較をしてみましょう。
| Z900RS CAFE (2025) | Z900RS CAFE (2026) | |
| 最高出力 | 82kW (111PS) / 8,500rpm | 85kW (116PS) / 9,300rpm |
| 最大トルク | 98N・m (10.0kgf・m) / 6,500rpm | 98N・m (10.0kgf・m) / 7,700rpm |
| 全長×全幅×全高 | 2,100mm x 845mm x 1,190mm | 2,100mm x 845mm x 1,190mm |
| シート高 | 820mm | 820mm |
| 車両重量 | 217kg | 218kg |
| 燃料消費率 (WMTCモード値) | 18.8km/L (クラス3-2、1名乗車時) | 20.5km/L (クラス3-2、1名乗車時) |
出力は5PSアップしていますが、車両のサイズやシート高は全く同じ数字。ライディングポジションはどちらも全く一緒です。重量は1kgの差ですので、押していて気付くほどでもありません。燃費は26年モデルの方が良くなっています。
次にデザインの違いです。


どちらもベース色はソリッドの黒ですが、グラフィックデザインが大きく異なります。2025はグラデーションが入ったカワサキらしいグリーンのグラフィック、2026はマッハを彷彿とさせる伝統的なラインを取り入れたデザインが特徴です。2025年はタンクエンブレムは立体、ホイールにはリムテープの装飾が施されます。2025年はホイールはシンプルにブラック一色。RサスペンションはCAFEでは初採用となる黒いスプリングのものとなり、全体的に引き締まった印象です。
26年モデルから新たに採用された機能
今回最も大きく変わった点は「クイックシフター」と「クルーズコントロール」の採用かと思います。特にクイックシフターはアフターパーツでも開発されていましたが、アップ側のみしか使えない等の制限もありました。今回からはアップダウン両方使えるようになり、ツーリングもスポーツ走行もより快適に行えるようになりました。

クルーズコントロールは設定した一定の速度で走ることが出来る機能です。スロットルを自分でひねっておく必要がありませんので、ロングツーリングをされる方には恩恵があります。レーダー付きではないので前車に追従する機能はありませんのでご注意下さい。

また新型のECUを採用しており、いわゆる6軸センサーといわれるIMU(慣性計測装置)を搭載したことで、今バイクがどういう姿勢になっているのかを演算して適切な制御をしてくれます。スロットルはケーブルのない電子制御式に変更され、操作が非常に軽くなりました。

25年モデルが評価されている点
様々なお客様とお話をしているうちに、新旧両モデルでかなり好みが分かれることが分かりました。お客様の声として、25年モデルの方が良いと言われたものを何点かご案内します。
2026年モデルで採用された新機能をご紹介しましたが、2025年モデルのZ900RS CAFEも評価されている点も多くあります。Z900RSはネオクラシックと呼ばれるジャンルに位置しますが、特に「クラシック」という所がまさに評価されている点の一つです。スイッチボックスは多機能化により近代的なデザインのものに変更されてきておりますが、25年までは「クラシック」と呼ぶにふさわしいデザインです。


乗り物は当然ハイテクになっていくのが時代の流れですが、そうはいっても今まであったものが無くなってしまうのも寂しいものです。カスタムも人気のZ900RSですが、先に説明した電子制御スロットルはハイスロ等のカスタムをすることが出来ません。社外のスロットルホルダーやワイヤーの取り回しがカッコいいという理由でハイスロ化する方も多い中、ワイヤータイプのスロットルも依然として人気が高いです。


また「カスタム」はZ900RSを語るうえで重要なキーワードになります。発売以来多くのパーツメーカーがしのぎを削って開発してきた膨大なカスタムパーツ達ですが、今回のモデルチェンジでボディに大きな変更がないとはいえ、互換性が無かったり適合が分からないものも多くあります。人気のロングテールも取り付けは出来そうですが、リフレクターが必要になった今の形ではそのまま取り付けるのは難しいかもしれません。カスタムの定番であるマフラー交換では、O2センサーの数が増えたこともあり従来の製品は間違いなく付けることは出来ません。もちろんこれから新しいタイプのものはどんどん出てくるはずですが、いままでのモデルと同じくらいのカスタムをするには数年はかかる可能性が高いと思われます。


さらに発売されてから毎年のようにカラーリング変更がされてきたZ900RSシリーズですが、好みによって違う年式の外装を取り付け、着せ替えをすることが出来ました。サイドカバーやテールカウル等の形状は同じように見えますが、残念ながらタンクキャップの形状が変更されたことによってタンクの互換性は無くなりました。

そして最後にご説明する25年モデルの良い点は『即納できる』こと!26年モデルは予約待ちの方が多く、店舗や希望のモデルによっては数年待つ可能性すらあります。春になりバイクシーズンのこの季節に新車に乗れることが最大のメリットといえるかもしれません。
足付き改善のためのアンコ抜き
Z900RSよりもシート高が高いCAFEですが、アンコ抜きをすることで足つきを良くすることも出来ます。スポンジの厚みが減りますのでクッション性は減りますが、抜きすぎなければ普通のZ900RSと同じくらいのシート高にも出来ますし、ゲルザブを埋め込めば薄くてもクッション性を確保できます。カワサキプラザ茅ヶ崎店ではCAFEの体験用ローシートをご用意していますので、実際に試してみたい方はお気軽にご来店下さい。


ローシートを加工して、純正よりもカフェレーサーっぽくなったというお声も多く頂きます。またアンコ抜きをして段が出来ると着座位置が安定するという面もあります。足つきを良くしたりポジションを変えたい場合に手ごろに出来るカスタムです。
Z900RS CAFE 25の即納車は僅か!ご希望の方はお早めに!
Z900RS CAFEの特徴を説明してきましたが、25年モデルのZ900RS CAFEは流通在庫のみとなり、これからメーカーから入ってくることはありません。当店で確実にご用意出来る25年モデルのZ900RS CAFEは2026年3月3日現在残り3台のみとなります。ご興味のある方は是非お問い合わせ下さい。Z900RS CAFEじゃなくて25年のZ900RSが欲しいという方も、他カワサキプラザ店に在庫があるか探すことも出来ますので、一度ご相談下さい。
26年モデルを待つも良し、25年モデルを即納するもよし、今は一番車両を選びやすいタイミングです。カワサキプラザ茅ヶ崎店では26年モデルのご予約も受付しておりますので、購入希望の方はお気軽にご連絡下さい。受付方法は各プラザ店によって異なりますので、詳しいお話はお近くのプラザ店にお問い合わせ下さい。


