カワサキNEWモデル「KLX230 SHERPA」をホンダ「CRF250L<S>」オーナーが林道走行をしてきました!

こんにちは。ユーメディアグループです!
先日発売されましたカワサキNEWモデル「KLX230 SHERPA」を林道走行してきました。

普段、わたくしはホンダCRF250L<S>のMD47に乗っております。
公道走行が不可なコンペティションモデルを除き、国産4メーカーの現行トレールバイクの中でオフロード車はカワサキの「KLXシリーズ」もしくはホンダの「CRFシリーズ」の2車種になるかと思います。

本日はオフロード車両にご興味ご関心をお持ちのお客様へ
2台を乗り比べした際の率直なインプレッションをお伝えできればと思います。

2台の大まかなスペックは下記になります。

CRF250L<S>KLX230 SHERPA
車両重量141kg134kg
シート高880mm845mm
最小回転半径2.3m2.1m
エンジン水冷4ストローク
DOHC4バルブ単気筒
空冷4ストローク
SOHC 2バルブ単気筒
最高出力(kW[PS]/rpm)18[24]/9,00013 [18]/ 8,000
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm)23[2.3]/6,50019[1.9]/ 6,400rpm

スペック比較

CRF250L<S>はシート高が高く、車両重量も水冷エンジンの為、少し重ため。
ラジエターがあるの転倒で変形した際に冷却水漏れがあると自走不可になります。
エンジンはレブル250やCB250Rと同ベースを採用、倒立フォークの為オンロードでも軽快な走りをお楽しみ頂けます。

KLX230 SHERPAはシート高が低め、車両重量も空冷SOHCで軽量。最小回転半径が2.1mと小回りが効きます。
しかしながらパワーは18馬力と少し控えめな印象です。

本体価格や装備の違いは?

・CRF250L<S>
メーカー小売希望価格 \621,500円。

リアブレーキABSキャンセル機能
シフトインジケーター
ハザード機能
エマージェンシーストップシグナル
工具や小物を収納できるツールボックス

ハンドガードが標準装備されておりますが、オープンエンドタイプとなります。
操作性は「オープン > クローズ(樹脂) > クローズ(金属) 」
安全性は「クローズ(金属) > クローズ(樹脂) > オープン 」のイメージです。
これからオフロードを始める方は金属性のクローズエンドタイプへ変更をお勧めいたします。
ZETA アドベンチャー アーマーハンドガード ZETA | DF_MOTO
ZETA XCプロテクター ZETA | DF_MOTO

オフロードを走る上で必須級のスキッドプレートがオプション設定、
ZETA EDスキッドプレート ZETA | DF_MOTO

水冷エンジンの為、ラジエーターガードもあるとより安心です。
ZETA ラジエターガード ZETA | DF_MOTO

上記のパーツを合計しますと約6万円ほど必要になります。
※お店で取り付けの場合は工賃が別途発生いたします。
諸経費や工賃を除くと約68万円程が林道走行のスタートラインではないでしょうか。

・KLX230 SHERPA
メーカー小売希望価格 \638,000円。

スマートフェンコネクト
ABSキャンセルボタン
アルミスキッドプレート、ハンドガード、テーパードアルミハンドルバー標準装備

CRF250L<S>でご紹介した必須級の装備3点が標準になりますので、ノーマル状態でも安心して林道走行が可能です。
また、カワサキモータースジャパンが車種専用設計で制作しておりますので安心です。

諸経費等を除くと約63万円程がスタートラインとなり、
CRF250L<S>と比べ約5万円ほどお求めやすくなっております。

乗り比べをしてみての感想

オフロード走行の率直な感想と致しましては、「KLX230 SHERPA」は軽量で足つきも良く、扱いやすいパワーだと感じました。CRF250L<S>は軽快に悪路を走破していく感覚でしたが、KLX230 SHERPAは「豊かなトルクで地面を這って進んでいく」そんな印象でした。ヤマハの「SEROW250」の2輪2足の考えに近いような印象です。
また個人的に印象に残ったのが、スリムなサイドのシュラウドが足元の視認性を向上させておりました。

18馬力というところが気になっておりましたが、一般道の速度域や林道では非力さはあまり感じませんでした。
しかしながらスピード域の速い高速道路などを走行すると車両重量やエンジン出力の関係でやはりCRF250L<S>に軍配が上がります。CRF250L<S>は6速のギア比がかなりハイギア化されており、高速巡行も対応できます。

シェルパって?

1997年~2007年まで「SUPER SHERPA」というモデルが生産、販売されておりました。
NEWモデル「KLX230 SHERPA」にも使われているシェルパとはヒマラヤ登山において、案内や荷物運搬を行う現地民族を指す言葉です。SHERPAというネーミングにはライダーと共に旅をするパートナーのような意味合いがお目られております。低いシート高やスリムなシュラウド。軽量な車体がフレンドリーさを演出しておりますね。

”フロム・タウン・トゥ・ネイチャー“をキャッチコピーとして、
街中からトレッキングまで気軽に楽しめるフレンドリーなマルチパーパスモデルとして多くのライダーに親しまれておりました。

「KLX230 SHERPA」は「SUPER SHERPA」のコンセプトを受け継いだ由緒正しいカワサキのマルチパーパスモデルとして“SHERPA”の名を継承しております。

まとめ

本日はカワサキNEWモデル「KLX230 SHERPA」をホンダ「CRF250L<S>」オーナーが試乗させて頂きました。

2台を乗り比べした感想として、高速道路を多用する方やオンロードでも走りを楽しみたい方はCRF250L<S>。
車両重量の軽さや足つきの良さを求める方。これからオフロードを始める方。そんな方にはKLX230 SHERPAがおすすめだと感じました。

「KLX230 SHERPA」シリーズにご興味、ご関心をお持ちのお客様はユーメディアグループもしくは
下記、カワサキプラザ3店舗までお気軽にお問合せ下さいませ!


カワサキプラザ茅ケ崎
神奈川県茅ケ崎市中島255
TEL:046-758-0022
MAIL:chigasaki@kawasaki-plaza.net

カワサキプラザ横浜戸塚
神奈川県横浜市戸塚区戸塚町3155-1
TEL:045-435-5607
MAIL:yokohamatotsuka@kawasaki-plaza.net

カワサキプラザ相模原
神奈川県相模原市南区鵜野森1-9-15
TEL:042-705-1970
MAIL:sagamiahra@kawasaki-plaza.net



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